皆さんこんにちは、フランケンです。
これまでにフランスの交通事情編として
などをお届けしてきましたが
今回はフランスの高速道路事情をお届けします。
車内からの写真は全て助手席に座っている
フランケンの妻が撮影していますのでご安心下さい。
ほとんど街灯がないので夜は真っ暗!
フランス12月の18時頃の高速道路です。
この時期のフランスは朝8時では薄暗く、夕方17時前には薄暗くなります。
この明暗の分かれ目の時間や、雨天時、夜間はとても注意が必要です。
日本では多くの高速道路に照明があり、進路方向がとても見やすいですよね。
フランスは殆ど照明がありません。
しかも中央分離帯には簡易的なガードレールがある程度なので
夜間の対向車のライトがとても眩しく感じます。
最近増えてきた白くて明るいHIDタイプのライトだとちょっと怖いくらいです。
しかも制限速度も130㎞
フランスの一般道の制限速度は最速90kmです。
2020年に法律が改定されて多くの区間で80kmに制限が強化されていますが
それでも日本に比べてとても速いです。
街中の場合、50kmもしくは30kmと制限速度は日本並みに下がります。
また高速道路の制限速度は最速130kmです。
(雨天時や一部区間では110kmに制限されています)
取り締まり方法は?
高速道路では覆面パトカーやネズミ捕りといった方法もありますが
圧倒的に多いのは自動速度取締機(Radar)による取り締まりです。
Radarがある手間には必ずと言って良いほど、写真のような看板があり
「この先に自動速度取締機(Radar)がありますよ」と警告してくれます。
看板から数百メートル、数キロメートル先の左右どちらかに
写真のようなBOX(Radar)が設置されています。
スピード違反を検知すると自動でフラッシュが光り車両情報を写真で収めます。
これは高速道路だけでなく、一般道でもあります。
2020年現在での取り締まり速度は
制限速度100km未満の場合は時速5kmオーバーから
制限速度が100km以上の場合はそれぞれ5%以上早いスピードを検知すると光ります。
(時速130kmの場合は136.5km以上になります)
正直Radarの手前に看板があるので、Radarの手前で減速して
取り締まりを回避するなんて人も多いと思います。
そんな抜け道を防ぐために、A地点とB地点の2点に機械が設置され
それぞれの通過時間から巡航速度を計算し
スピード違反していないかを取り締まる方法などもあります。
いずれにしても交通ルールに沿って安全運転が一番大事ですね。