フランケンの部屋(起業・会社経営)

海外販路獲得 初期に絶対やってはいけないこと3選(3)

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販売サイトを現地の言語にする事に力を注がない

こんにちは。フランケンです。

さて、前回のブログでは「海外の展示会に出展することを目的にしない」をテーマに

お話をさせて頂きましたが

今回は「自社のホームページや販売サイトを現地の言語にする事に力を注がない」について

お話させて頂きます。

そもそもその国に存在しない、習慣にない商品をどうやって検索してもらうの?

海外販売を目指す企業向けに自社ホームページや販売サイトを英語やフランス語など、現地語の追加をするために

国や地方の自治体がに助成金や補助金を提供しています。

既に海外でも出回っている商品を低価格で提案する企業には現地語を追加したインターネットサイトが有効かもしれません。

ただ、これから海外に販路を求める日本企業の多くの商品が

その国にはまだ存在しない高品質で排他性のあるモノなのではないでしょうか?

どんなに素晴らしい商品でも、まだその国に存在しないモノを現地の人に見てもらうのは至難の業です。

また仮に見てもらう事ができても、インターネット上の説明だけで、その素晴らしさを理解してもらえるという事は殆どありません。

その国で売れる可能性を感じてからでも遅くない

その国で本当に売れるのか?可能性があるのか?

十分な市場調査をせずに、まずはインターネットサイトを現地語にしてしまおうと考える企業・担当者も多いようです。

「インターネットサイトを現地語にしたのに売れない・問い合わせもない」=その国では売れない

と諦めてしまって良いのでしょうか?

その国での市場性や可能性を見出す為には、やはり現地に赴き自分の目で耳で確認するのが一番です。

沢山のファンを一気に作ることよりも、一部の熱狂的なファンを作る事が大事

インターネットでは世界中の多くの人に見てもらえるチャンスがあるのも事実です。

ただ自社のサイトに辿り着いてもらうことだけでも難しく

そのサイトで商品のファン(購入者)になってもらうのはさらにハードルが上がります。

一方、あなたの会社の商品に熱狂的なファン(協力者)が1人でも出来れば

そのファンが多くのファン(購入者)を生み出してくれるでしょう。

商品の素晴らしさをしっかりと理解してくれる現地のファン(協力者)と一緒に作り出す

日本企業のホームページと海外企業のホームページは根本的に作りが違います。

見た目はもちろん、書かれている内容も大きく異なります。

日本式のホームページをただ英語にしただけのものでは、現地の人に違和感を与えます。

その違和感は安心や信頼に直結します。

だからこそ現地の事を理解しているファン(協力者)が出来てから

現地に合った現地語のインターネットサイトを作る事が大事になります。

まとめ

自社のホームページや販売サイトを現地語化するのは一番最初に取り組む必要はありません。

まずは簡単な商品チラシ・商品説明書を現地語にして、現地の熱狂的なファンを一人でも作りましょう。

その為にはやはり現地に赴くのが一番です。

ただコロナウイルスの世界的感染拡大もあり、なかなか外国に行くことは出来ないと思います。

現地の言葉が話せるだけの現地在住日本人に頼らない」でもお話した通り

気を付けなくてはいけない人、パートナーとして選んではいけない人も多いのも事実ですが

現地の人を頼ってみるのも良いかもしれません

 

次回は「海外市場調査でやってはいけないこと3選(1)」です。

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